ボーカル講座 ミックスボイスとミドルボイス


著 山下ユウスケ

この10年ほどでかなり有名になったミックスボイスという言葉。
日本においては、インターネットから徐々にミックスボイスの存在が広まっていったように認識しております。
ミックスボイス関連の書籍を紹介しながら説明していきたいと思います。
まずはミックスボイスの出し方として、ボイトレ界に浸透させたのはロジャーラブ著の本でしょう。



この本は理論はさておき、付属の練習用CDはとても使いやすくおすすめです。
この本では、Middle Voice(ミドルボイス)と言っております。

前項のまとめになりますが、
和訳では声楽でも使われる 「中声」ですが、「混声」と混同される、というより分けるのが難しいところのようです。

昔は声区は胸声 チェストボイス(簡単にいうと胸にひびくような低い声 表声)と
頭声 ヘッドボイス(頭にひびくような高い声 裏声)の2声区たっだようです。

その中間として中声がミドルボイスと言われていたようです。
厳密にはミックスボイス(混声)とは、中声とは定義が異なり、全声区の融合」という意味で使われていたようです。

ミドルボイス   ミックスボイス ボイトレ教室 石神井公園の音楽教室 ウォークオンミュージックスクール



まず、ミックスボイスを表す表現や定義はいろいろあります。
・「裏声」と「表声」を混ぜた声。
・「ヘッドボイス」と「チェストボイス」を混ぜた声
この二つの場合、「ミドルボイス」とほぼ同じ定義です。
「ヘッドボイス」を出しているが、共鳴腔によって「表声っぽく」のように聞こえさせるなどというトレーナーもいます。
これも表現の仕方の問題ですが、やはり「ミドルボイス」と同じでしょう。

先ほど述べた通り、ミックスボイスと一口に言っても色々な音色があります。
多くの場合、実際に、声帯はキンキンしたヘッドボイスの形に近い形をしていてそれをチェストボイスのように近づける。

これを私のトレーナーは
「ハードミックス」と言っていました。
X JAPAN TOSHIさんやB′z の稲葉さんのような歌声です。

反対に「ライトミックス」というものがあり、これは
ファルセットに似た音色で、ファルセットを地声寄りにしたように聞こえます。

こちらは平井堅さんが代表でしょう。

どんな声が出したいか?と明確なイメージを持って練習することはとても大切です。
ですが、その一方で、結局はチェストボイス、ヘッドボイス、ファルセットなど土台はどれも同じなので、偏りなく練習していくと良いでしょう。


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