声楽講座 ≪ 声楽の教材、必要な知識 ≫ 著 高村清子

 
声楽を学ぶ上で、マニュアル的に使用する教材があります。
( ※ 出版社はいろいろありますが、個人的にオススメの版を記載します。 )
 
 
音程とソルフェージュ力の基礎としてしようするもの
・全訳コールユーブンゲン   (大阪開成館発行)
・コンコーネ50番(中声用) (全音出版)
 
音大受験に必要な曲集」また基本的なメソッド
・イタリア古典歌曲集(1)、(2) 中声用【新版】 (全音出版)
 
 
曲集としてはイタリア歌曲が入門編です。
とはいえ、長年声楽を学んでいると、イタリア歌曲が最も難しいのになぜ初期に…とも感じます。しかしやはりメロディの分かり易さ、発声との結びつき易さ、言葉の発音のしやすさ、などを考えると一番適しているのだと思います。
 
さて、声楽を学ぶ際には必ずイタリア語が出てきます。
 
知っていますか? ドレミファソラシド…、これはイタリア語です。
(ちなみに、日本語では「はにほへと~」、英語では「CDEFG~ シーディーイーエフジー」、ドイツ語では「CDEFG~ ツェーデーエーエフーゲー」です。)
 
イタリア語なんて分からない!という方にざっくり説明するなら、ほとんど全ての単語をローマ字読みで発音できます。高学年の小学生も読めます。ちょっぴり安心してください。
 
英語を学ぶときにABCから始めるのと同じように、オペラはイタリアで生まれ、声楽が生まれたので…という事もありますが、イタリアの母音の発音はほとんど日本語の母音と同じでとても発音しやすいのです。
 
母音とは、日本語では「あ・い・う・え・お」に区分される言葉です。
イタリアの母音の発音も、ほとんど日本語と同じ感覚で、ただし少しはっきりと強めに発音「あっ!いっ!うっ!えっ!おっ!(イメージ)」という具合でしょうか。
 
それから、イタリア語における「子音」で特徴的なのは巻き舌です。「R」が出てきたら巻き舌です!これはとっても大切なので、早めにマスター出来たほうが良いでしょう。
もちろんやり方などは講師に遠慮なく聞いてください。
 
 
さらに知っておきたい知識は、音楽理論的な「楽典」です。これも声楽だけではなく、音楽を学ぶ上ではとても大切です。
ただ、こちらは音大受験生であれば必須科目なので、歌のレッスンとは別に楽典(ソルフェージュ)の時間を作るべきです。 ただ今すぐ歌いたいボーカルや声楽レッスンの方には、実際にはコレだけは知っておこう!という事を、要所ごとに学んでいけば良いと思います。
 
もう一つ最後に、声楽だけではなく音楽の基礎「ソルフェージュ」は本当に大切です。
ソルフェージュ力が高いか低いか、身に着いているかいないかでは、その人の音楽性や表現が全く違ってきます。
 
 
≪ ソルフェージュ ≫については、次の記事で簡単に説明しましょう。

 






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